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ウレタン防水で安心の防水対策・選び方とメリットデメリット 

ベランダや屋上の防水、どんな方法を選べばいいか迷っていませんか。
雨漏りの心配は、住まいの安心を大きく脅かすものです。
今回は、多くの住宅で採用されている「ウレタン防水」について、その種類やメリット・デメリット、費用、寿命などを解説します。
防水工事の計画やリフォームを検討されている住宅オーナーの方にとって、役立つ情報がきっと見つかるはずです。

ウレタン防水とは何か・種類と特徴

ウレタン防水の基本知識

ウレタン防水は、建物の防水のために用いられる方法の一つです。
液体状のウレタン樹脂を数回塗り重ねることで、雨水が浸入しない防水層を形成します。
この方法は「塗膜防水」と呼ばれ、継ぎ目なく施工できるのが大きな特徴です。
ウレタン樹脂は、柔軟性、防音性、耐衝撃性に優れているため、建物の防水材として最適です。
比較的安価で、あらゆる形状の面に施工できるため、一般住宅でも広く普及しています。

密着工法と通気緩衝工法の違い

ウレタン防水には、大きく分けて「密着工法」と「通気緩衝工法」の2つの工法があります。

1: 密着工法
密着工法は、ウレタン樹脂を直接下地に塗布し、その上に補強用のメッシュシートを貼り付けて、さらにウレタン樹脂を重ね塗りする工法です。
工期が短く、費用を抑えられるメリットがあります。
しかし、下地が湿っていると、塗膜が膨張する可能性があります。
そのため、下地が乾燥している状態での施工が必須です。
ベランダやバルコニーなど、面積が比較的狭い場所に向いています。

2: 通気緩衝工法
通気緩衝工法は、ウレタン樹脂と下地の間に通気緩衝シートを挟み込む工法です。
このシートには無数の穴が開いており、下地からの湿気を逃がすことができます。
そのため、下地が湿っている場合や、雨漏りの可能性がある場合でも安心して施工できます。
費用と工期は密着工法よりも高くなりますが、耐久性が高いのが特徴です。
屋上や陸屋根など、面積が広い場所に向いています。

ウレタン防水に向いている場所・向いていない場所

ウレタン防水は、ベランダ、バルコニー、屋上など、様々な場所に施工できます。
特に、複雑な形状の場所でも継ぎ目なく施工できるため、他の防水方法では難しい場所にも対応可能です。
しかし、常に水に浸かっている場所や、強い衝撃を受ける場所には適していません。
また、DIYでの施工は専門知識が必要なため、おすすめできません。

ウレタン防水のメリットデメリットと費用

ウレタン防水のメリット

1: 費用対効果が高い
ウレタン防水は、他の防水方法と比較して費用が比較的安価です。
そのため、コストパフォーマンスに優れており、予算を抑えたい方におすすめです。

2: 柔軟性が高い
ウレタン樹脂は柔軟性が高いため、建物の伸縮によるひび割れが起こりにくいです。
地震などによる建物の揺れにも対応できます。

3: 複雑な形状にも対応可能
ウレタン防水は、液体状の樹脂を塗布するため、複雑な形状の場所にも対応可能です。
ベランダやバルコニーなど、形状が複雑な場所でも綺麗に施工できます。

4: 重ね塗り可能
既存の防水層の上に重ね塗りすることが可能です。
そのため、大規模な改修工事を行うことなく、防水層を更新できます。

ウレタン防水のデメリット

1: 職人の技術に依存する
ウレタン防水は、職人の技術によって仕上がりが大きく左右されます。
そのため、施工業者選びが非常に重要です。

2: 施工期間が長い
ウレタン樹脂の乾燥に時間がかかるため、施工期間が長くなる場合があります。
特に、面積が広い場所では、数日かかることもあります。

3: 紫外線に弱い
ウレタン防水は、紫外線に弱いため、定期的なメンテナンスが必要です。
トップコートを塗り替えることで、紫外線から防水層を守ることができます。

ウレタン防水の費用相場と工事期間

ウレタン防水の費用は、施工面積、工法、使用する材料などによって大きく異なります。
一般的には、㎡あたり3,000円~7,000円程度が相場です。
密着工法よりも通気緩衝工法の方が費用が高くなります。
工事期間は、施工面積によって異なりますが、数日から数週間かかることが多いです。

ウレタン防水の選び方と注意点

ウレタン防水を選ぶ際には、以下の点を考慮することが重要です。

1: 工法の選択

建物の状況や予算に合わせて、適切な工法を選びましょう。
下地が乾燥している場合は密着工法、湿っている場合は通気緩衝工法が適しています。

2: 材料の選択

ウレタン樹脂の種類やトップコートの種類も、耐久性や費用に影響します。
高耐久性で長持ちする材料を選ぶことも検討しましょう。

3: メンテナンス

ウレタン防水は、定期的なメンテナンスが必要です。
5~10年を目安に、トップコートの塗り替えや点検を行いましょう。

まとめ

この記事では、ウレタン防水について、その種類、メリット・デメリット、費用、寿命などを解説しました。
ウレタン防水は、費用対効果が高く、様々な場所に施工できる便利な防水方法ですが、職人の技術に依存する部分や、定期的なメンテナンスが必要な点などを理解した上で、適切な選択をすることが大切です。