外壁断熱サイディングの選び方|メリット・デメリット・費用・メンテナンスを徹底解説
マイホームの外壁リフォームを考えている方、住宅の性能にこだわりを持つ方へ。
外壁リフォームの選択肢として、金属サイディングの採用を検討している方も多いのではないでしょうか。
金属サイディングは、耐久性や耐震性、断熱性、デザイン性などに優れていることから近年人気が高まっています。
しかし、金属サイディングには、メリットだけでなくデメリットも存在します。
また、費用やメンテナンスについても知っておくべき情報がいくつかあります。
今回は、外壁断熱サイディングの選び方について、メリット・デメリット、費用、メンテナンスなどを詳しく解説していきます。
□外壁断熱サイディングとは?特徴と種類について解説
外壁断熱サイディングとは、金属製の外壁パネルのことです。
近年人気が高まっている外壁材で、耐久性や耐震性、断熱性、デザイン性などに優れています。
1: 金属サイディングの構造
金属サイディングは、一般的に金属製の「表面材」、断熱材、ラミネート紙とアルミ箔でできた「裏面材」の三層構造になっています。
断熱材が使用されていないものもありますが、市場に出回っているものの多くは「断熱材一体型」です。
2: 金属サイディングの種類
金属サイディングに使われる金属の種類は、大きく分けて以下のようなものがあります。
・ガルバリウム鋼板:アルミニウム・亜鉛・シリコンの合金で、サビに強いのが特徴です。
・アルミ合金:軽量で加工しやすいのが特徴です。
・ステンレス:耐久性・耐食性に優れているのが特徴です。
3: 金属サイディングのメリット
金属サイディングには、以下のようなメリットがあります。
・耐久性:金属は、木やコンクリートよりも耐久性が高く、長持ちします。
・耐震性:軽量であるため、地震に強く、建物の揺れを抑える効果があります。
・断熱性:断熱材一体型の場合、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住空間を実現できます。
・デザイン性:豊富なカラーバリエーションやデザインがあり、住宅の外観を自由自在にデザインできます。
・メンテナンス性:汚れがつきにくく、水洗いなど簡単なメンテナンスで美観を保てます。
□外壁断熱サイディングのデメリット
金属サイディングは優れた特徴を持つ一方で、デメリットもいくつかあります。
1: 金属サイディングのデメリット
・傷つきやすい:金属は、木やコンクリートよりも傷つきやすいという側面があります。
・サビが発生しやすい:金属は、湿気や塩分に弱く、サビが発生する可能性があります。
・施工費用が高い:一般的な外壁材と比較して、施工費用が高くなる傾向があります。
・施工できる業者が限られる:金属サイディングの施工には専門的な知識と技術が必要なため、施工できる業者が限られています。
2: 金属サイディングを選ぶ際の注意点
金属サイディングを選ぶ際には、以下の点に注意が必要です。
・品質:耐久性や耐候性に優れた高品質の金属サイディングを選びましょう。
・デザイン:住宅の外観や周囲の環境に調和するデザインを選びましょう。
・施工業者:金属サイディングの施工経験が豊富な信頼できる施工業者を選びましょう。
・保証:メーカー保証や施工保証などの保証内容を確認しましょう。
□まとめ
外壁断熱サイディングは、耐久性、耐震性、断熱性、デザイン性などに優れている一方で、傷つきやすい、サビが発生しやすい、施工費用が高い、施工できる業者が限られるなどのデメリットも持ち合わせています。
金属サイディングを選ぶ際には、メリット・デメリット、費用、メンテナンスなどを総合的に考慮し、最適な外壁材を選択することが大切です。