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外壁にコケが生えた!自分で落とす方法から対策まで徹底解説 

築10年以上経つマイホームを大切にしたい、DIYでできることは自分でやってみたいけど、専門知識はあまりない…そんな住まいの維持管理に意識の高いみなさん。
外壁にコケが生えてしまい、見た目が気になる、放置しておくと建物に悪影響があるのではと不安、自分でなんとかしたいけど、正しい方法がわからない、そんな悩みをお持ちではないでしょうか。

□外壁のコケ、放置するとどうなる?

外壁に生えたコケは、見た目の悪化だけでなく、建物の劣化や健康被害にもつながる可能性があるんです。

1: まずは、コケが原因で起こる建物の劣化について考えてみましょう。

コケは水分を吸収しやすく、外壁に付着することで、常に湿った状態を保ちます。
これが、外壁材の腐食やひび割れ、さらには雨漏りへとつながる可能性を秘めているのです。

2: さらに、コケはカビの発生源となることも。

カビはアレルギーや呼吸器系の病気の原因となるため、健康面への影響も懸念されます。
特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では、注意が必要です。

□外壁のコケ対策、自分でできることは?

コケの発生原因や種類、そして自分でできる具体的な対策方法を、手順や注意点などを交えながら詳しく解説していきます。

1: コケが発生しやすい環境

コケが発生しやすい環境は、大きく分けて次の3つが挙げられます。

・日当たりが悪い場所
日当たりが悪い場所は、湿気がこもりやすく、コケの繁殖に最適な環境となります。
特に、北側の外壁や、樹木や建物に囲まれた場所などは注意が必要です。

・風通しが悪い場所
風通しが悪い場所も、湿気がこもりやすく、コケが発生しやすい環境となります。

・外壁材の劣化
外壁材が劣化し、ひび割れや剥がれなどが発生すると、そこに水が溜まりやすくなり、コケが発生しやすくなります。

2: コケの落とし方

外壁に生えたコケは、放置すると建物の劣化につながるため、早めに対処することが大切です。
コケの落とし方は、大きく分けて2つの方法があります。

・高圧洗浄機を使用する方法
高圧洗浄機は、強力な水圧でコケを落とすことができるので、短時間で効果的にコケを除去できます。
ただし、高圧洗浄機は、外壁材を傷つける可能性もあるため、使用する際には注意が必要です。
特に、外壁材の種類や塗装の状態によっては、高圧洗浄機を使用できない場合もあります。

・洗剤を使用する方法
洗剤を使用する方法では、外壁に付着したコケを溶解することで、落とすことができます。
洗剤を使用する際は、コケの種類や外壁材の種類に適した洗剤を選ぶことが大切です。
市販されているコケ取り剤の多くは、塩素系漂白剤を使用しています。
塩素系漂白剤は、強力な洗浄効果がありますが、外壁材を傷める可能性もあるため、使用する際は、目立たない場所で試してから使用するようにしましょう。

3: コケの予防

コケの予防には、以下の3つのポイントがあります。

・風通しをよくする
風通しをよくすることで、外壁が乾燥し、コケが発生しにくくなります。

・定期的に掃除をする
定期的に外壁を掃除することで、コケが繁殖するのを防ぎます。

・コケが生えにくい外壁材を選ぶ
コケが生えにくい外壁材を選ぶことで、コケの発生を抑制することができます。
コケが生えにくい外壁材には、金属系サイディングやタイルなどが挙げられます。

□まとめ

外壁に生えたコケは、見た目の悪化だけでなく、建物の劣化や健康被害にもつながる可能性があるため、放置せず早めに対処することが大切です。
コケの落とし方としては、高圧洗浄機を使用する方法と洗剤を使用する方法があります。
どちらの方法も、外壁材を傷つけないよう注意が必要です。
コケの予防には、風通しをよくしたり、定期的に掃除をするなど、日ごろから心がけることが重要です。

また、コケが生えにくい外壁材を選ぶことも有効な手段です。
外壁にコケが生えてしまった場合は、自分で対処できない場合は、専門家に相談することをおすすめします。