塗装してはいけない屋根材とは?塗装以外の対処法を解説!
屋根の塗装は、住宅の美観や耐久性を保つための重要な作業の一つです。
しかし、すべての屋根材が塗装に適しているわけではありません。
特に、2000年前後に製造された一部の屋根材は、塗装に適していないことが知られています。
今回は、塗装してはいけない屋根材とその対処法について解説します。
□塗装してはいけない屋根材の種類!
1.パミール
ニチハ製のパミールは、塗装に適さない屋根材の代表格と言えます。
この屋根材は、時間が経つと層状に剥がれる現象が起こります。
特に8~10年経過すると、この現象が顕著になります。
塗装をしても屋根材自体が剥がれるため、塗装の意味がなくなってしまいます。
2.レサス
レサスは、松下電工(現パナソニック)の製品で、強度が非常に低いのが特徴です。
細かなひび割れや、扇型に大きく割れる欠損が多く発生します。
塗装しても、その強度は改善されないため、塗装の意味がありません。
3.シルバス
シルバスは、レサスの上位商品として松下電工から発売されました。
この屋根材も、ひび割れや欠損が多く発生します。
特に、スリットの入ったデザインが原因で割れやすくなっているのです。
4.コロニアルNEO
クボタ製のコロニアルNEOは、細かなひび割れや先端の劣化が特徴です。
築10年を超えると、全面的にひび割れが発生する可能性が高まります。
しかし、状態によっては塗装で持たせられる場合もあるため、専門家と相談が必要です。
5.アーバニーグラッサ
クボタのアーバニーグラッサは、独特のデザインが特徴ですが、強度が低く、ひび割れや欠損が多いです。
特に先端部が滑落する事例が多く報告されています。
6.ザルフグラッサ
ザルフグラッサはクボタの製品で、コロニアルNEOに似ていますが、スリット幅が広いです。
ひび割れや層状剥離が発生することがあり、特に両端部分の欠損が目立ちます。
7.セキスイかわらU
セキスイかわらUは積水グループの製品で、1990年からノンアスベストで製造されています。
ひび割れや表面塗膜の剥がれが特徴で、塗装前の高圧洗浄時に表面が剥がれるリスクがあります。
□塗装不可の屋根材に対する対処法!
*屋根材の差し替え
屋根材の差し替えは、破損した屋根材を新しいものと交換する方法です。
しかし、塗装NGの屋根材は多くが廃盤となっており、現行品での代用が必要となります。
差し替える際に他の屋根材を傷つけるリスクや、短期間で再び割れるリスクがあるため、オススメできません。
*屋根カバー工法
塗装できない屋根の修繕には屋根カバー工法がおすすめです。
屋根カバー工法は、現在の屋根の上に新しい屋根を被せる方法です。
この方法の最大のメリットは、解体工事がほぼ不要であるため廃材が少なく、費用も抑えられる点が挙げられます。
□まとめ
屋根の塗装は、適切な屋根材を選ぶことが非常に重要です。
塗装してはいけない屋根材を知り、それに対する適切な対処法を選ぶことで、住宅の美観や耐久性を長く保てます。
当社のような専門家と相談し、最適な方法を選択しましょう。
